ネットワークビジネスの基礎(2)ピックアップ

ピックアップ

前回の「ネットワークビジネスの基礎(1)リストアップ | ネトビジサクセスドットコム」に続き、今回は「ネットワークビジネスの基礎(2)ピックアップ」について触れていきたいと思います。

 

正しくリストアップ出来たら、次はピックアップです。

そもそもピックアップは何の為に実施するのでしょうか。

リストアップでは選ばず書き出せ!と言っておいて、ピックアップ?

結局選ぶの?

そんな風に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

諸説ありますが、私の持論で述べますね。

 

ピックアップする理由。

それは、組織作りを最も効率的に行う為です。

もちろん勝負するリストに変わりはありません。

ただし、どの順番で、どの様に伝えていくかは重要です。

同じリストで勝負しても結果が分かれます。

ではピックアップで行う具体的な作業を見ていきましょう。

 

アップラインにリストを見せてアドバイスをもらう

大体のネットワークビジネスでは、あなたがそうしなくてもアップラインから強制的にこの工程を踏むと思います。

つまり、あなたもいずれはこの工程においてアドバイスをする側に回るという事を意識して読み進めて下さい。

具体的に行う作業は以下の通りです。

  1. 親密度を4段階評価でランク付けしていく
  2. 関係性を記載する
  3. アポの取り方、興味付けの方法等、スポンサリングに向けた戦略を立てる

大まかに言うとこの3STEPです。

 

親密度を4段階評価でランク付けしていく

ここで注意して欲しいのは、あくまで目安だと割り切ってランク付けして下さい。

これはアップラインがあなたとあなたが誘おうと思っている方のステータスを知る為に必要な情報です。

 

考えても見て下さい。

あなたの携帯からアドレスを一覧化しランク付けしたとします。

あなたがAランクと評価したその方。

相手も同じ作業をした際にあなたにAランクを付けるでしょうか。

また、100%答えが一致する相手などそういないと思います。

 

だから、ここは自分目線で親密度を付けていけばいいんです。

そして、少なくとも貴方よりはアップラインの方が経験値を持っています。

どういう相手にどうアプローチすべきか、アドバイスをもらいましょう。

 

ピックアップのコツとしては4段階評価にする事をオススメします。

理由は簡単で、日本人というのは3段階評価だと真ん中に寄ってしまうものです。

良好、普通、悪い。

これだと普通が増えてしまうので、ランク付けの意味が薄れます。

とても良好、まあ良好、やや悪い、悪い。

これであれば、良いか悪いかは判断がつきます。

 

関係性を記載する

これもアップラインが現状把握する為の情報です。

地元の親友、職場の知人、後輩、先輩、上司、部下、親族。

様々な関係性がありますね。

当然関係性によって誘い方が変わってきます。

そして、誘うべき順番すらも変わってきます。

 

何故だと思いますか?

誘って断られる事自体は問題ありません。

ネットワークビジネスをやっていれば当たり前のように断れます。

ただし、自分が伝えるより先に悪い情報が口コミされるとまずいですよね。

これよくあるんです。

 

「この前〇〇さんからネズミ講みたいなのに誘われて断ったの。」

「気をつけた方がいいよ!」

 

こんな事を事前に吹き込まれては、アポ取りすら困難です。

でもですよ、プラスに働く事もありますよね。

例えば「〇〇さんも一緒にやってるんだよ。」と伝えられると多数派理論の力が働いて、皆がやっているなら自分もやってみようかと、決断のハードルを下げる事ができます。

だから、あなたと相手のステータスに応じて、正しい手順、正しい方法で伝えるのが最良の結果を得るために重要なんです。

ここでもコツがあります。

出来れば関係性に加え、最近の連絡頻度なども記載するとより正しく現状が把握できますので、リストの精度が上がります。

ぜひやってみて下さい。

 

アポの取り方、興味付けの方法等、スポンサリングに向けた戦略を立てる

まあ、ここまで読んでくれた方ならもう理解できると思います。

事前の打ち合わせは細ければ細いほど良いです。

 

アポはどうやってとるのか。

電話でとるのか、対面でとるのか。

どういうエピソード、トークで興味付けしていくのか。

ビジネスの見せ方、人の語り方、効果的なT-upの方法。

一気にABCが良いのか?セミナー動員後にABCが良いのか?

 

初心者の方は温度が高まってますから、フライングしがちです。

メールや電話で話しすぎるのは良くありません。というかご法度です。

絶対にやめましょう。

 

ここでのコツは至ってシンプルです。

「ただ会うだけのアポ」を取る事です。

会ってからが勝負です。

 

会って興味付けを行い、相手から「知りたい!」とさせるのが一流の対応です。

人は興味がないものを押し付けられる事嫌います。

確かにこれほど不快なものはありません。

 

そして、関係性が近い方はどんどん進行していきます。

少々遠い方は少しずつ関係性を深めていく為の時間に投資します。

これも一律の行動ではなく、それまでの付き合いに応じて自然に行うほど効果が高いです。

 

このあたりは話し出すと朝まで勝たれてしまいますので、また別の機会にでも深掘りしたいと思います。

いかがですか、ピックアップはどの順番に、どの様にスポンサリングしていくのが最も効果が高いのかをアップラインと打ち合わせする作業だと理解いただけましたでしょうか。

次回は「ネットワークビジネスの基礎(2)ピックアップ」について触れていきたいと思います。