前回は「スポンサリング」についてお話しました。
今回は「ネック外し」についてお話しいきます。
あなたが誰かを誘った時に、サインナップする人とそうでない人がいます。
そして、サインナップする人もしない人も、それぞれ理由があります。
ネックとは、「サインナップする事にネックになる事」。
つまり「やらない理由」です。
これをひっくり返せば「やる理由」になったりしますので、しっかり学んでいきましょう。
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ネットワークビジネスを「やる理由」と「やらない理由」を整理していく
十人十色という言葉がありますよね。皆それぞれ歩んできた道が違います。
親から受けた言葉、育った環境、影響を受けたアーティストなど。
色々な要素が合わさって今の「その人」を構築しています。
まずはこれを理解する事から始めましょう。
言葉にすると簡単ですが、行動に反映していない人が点です。
サインナップして、「よし、やるぞ!」ってはりきってビジネスをスタートした人が、友人知人を誘って、ちょっと断られただけで「めげてしまう方」っていますよね。そういう方っていうのは、最初から「誘った人が全員ビジネスをやる」と考えているんですね。
完全に勘違いなんですけどね。そんなわけないんです。「やる人」がいれば「やらない人」もいるわけで、これって当たり前の事なんです。
だから「やる人」の「やる理由」も、「やらない人」の「やらない理由」も耳を傾けながら、整理して必要なフォローをしてあげる事こそ最大のネック外しになるんです。
魔法のようなトークを使って「やらせる」事をスキルだと思っている間はうまくいかないでしょう。そんな魔法トークはありませんからね。
「やる理由」と「やらない理由」は表裏一体
ネットワークビジネスが提供出来る豊かさは明確です。
- 経済的な豊かさ
- 時間的な豊かさ
- 共有出来る豊かさ
つまり、「お金と時間と仲間」です。
故に、その魅力や可能性を知った時に「やる!」と考える人も、「やらない。」と考える人も理由って同じだったりするんですよね。
では例を挙げてみましょう。
- 「お金がないからやる!」・・・お金がないから稼いで豊かになる!
- 「お金がないから出来ません。」・・・お金がないから商品買ったらもっとお金がなくなる。
- 「時間がないからやる!」・・・時間がないから権利的収入を得て自由になる!
- 「時間がないから出来ません。」・・・忙しくてビジネスをする時間がないからやらない。
- 「友達が少ないからやる!」・・・仲間を増やして私も熱く生きたい!
- 「友達が少ないからやりません。」・・・誘う友達が少ないからうまくいかないと思う。
何だか面白くなってきますよね。
結局、ポジティブに考えるか、ネガティブに考えるか、究極を言うとそれだけです。
見ているもの、聞いている情報は同じでも、感じ方が違うわけです。
ポジティブに考える人はそれを肯定してあげればいいですし、ネガティブに考える人は「やる理由」より、「やらない事で失う未来」をイメージさせてあげればいいんです。
ネットワークビジネスにネガティブな考えを抱いている人にしてあげるべきネック外しとは!?
では、ネガティブ思考の方のネックをどうやって外していけばいいのか?
先に「やらない事で失う未来」をイメージさせてあげればいいとお伝えしました。
どういう事でしょうか。
ポジティブな人は自身の想像力で「このビジネスをやる事で将来得られるもの」を次々にイメージしていくので、テンションがMAXになり、ブチ切れていきますよね。
ネガティブな人に「将来得られるもの」を伝えると「自分には無理」と考えるわけです。であるならば、「やらない前提」で話をしてあげる必要があるという事です。
その上で、「やらない事で失うもの」を想像出来るように話をしてあげます。もちろんあなたがAさんの立場で話すのか、Bさんに立場で話すのかによってトークは変わってきますが、基本的なシナリオは同じです。
私がよく使っていたのは、「第三者話法で話し始め、エピソードで落とす」です。
お誘いしたが断られた所からスタートです。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]不思議だな〜。[/chat] [chat face=”man2″ name=”” align=”right” style=”type1″]何が?。[/chat] [chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]最初の自分と同じ事言ってるから。人間の思考ってある程度似通ってるのかもね。[/chat] [chat face=”man2″ name=”” align=”right” style=”type1″]そうなの?[/chat] [chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]うん。でもね、私が目指してる〇〇さん(Aさん)に言われたんだよね。このビジネスは話を聞いた時にポジティブにとらえる人とネガティブにとらえる人がいるんだよって。どっちのタイプが結果を出すと思う?って聞かれて。当然ポジティブにとらえる人だって思うよね。それが意外にネガティブにとらえる人なんだって。信じられないよね。[/chat] [chat face=”man2″ name=”” align=”right” style=”type1″]意外だね。[/chat] [chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]突き詰めるとどっちのタイプでも結果は出せるって言われたんだけど、要はポジティブかネガティブかではなく、行動するかどうか。後は継続出来るかどうか。これだけで決まるんだよって言われてね。じゃあ、私にも出来るんじゃないかなって、変われるんじゃないかなって思ったんだよね。何か勇気湧かない?[/chat] [chat face=”man2″ name=”” align=”right” style=”type1″]そうだね。[/chat] [chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]そういう視点とか、思考とか。その違いが収入の違いだって言われた時、過去の自分が攻めてなかったなって気付いた気がしたんだよね。攻めてもないのに、現状の不満言ったりしてね。なのにいざこう言ったチャンスの話が入ってきた時にビビってちゃって今に満足しているって言い聞かせたりして。私にとってはすごい衝撃だったわけ。[/chat] [chat face=”man2″ name=”” align=”right” style=”type1″]・・・[/chat] [chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]でもそれってね、逆に考えると学べば自分も目線や思考が変わって、今の感じ方とか行動とか全部変わると思うんだよね。今の自分のままでいきなり成功とかはしないんだってわかった感じ。うまく言えないけど、何か伝わる?[/chat] [chat face=”man2″ name=”” align=”right” style=”type1″]何か分かる気がする。[/chat] [chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]だからこのビジネスがどうのとかじゃなくてね、本質的なお話。だから〇〇さん(Cさん)がこのビジネスをやったら変わる可能性がある。でも、やらなかったら今のまま。収入がどうのとかの前にやらなかったら変わる可能性とかきっかけを失うってことだからもったいないよね。別に〇〇さん(Cさん)がやらなくても私は絶対やりきるから。[/chat] [chat face=”man2″ name=”” align=”right” style=”type1″]・・・[/chat] [chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]私も最初同じ事言って断ってたから、〇〇さん(Cさん)の気持ちは分かるしね。無理にやらなくていいよ、本当に。このビジネスをやるやらないより、私を見抜いて気付かせてくれた〇〇さん(Aさん)。一度でいいからお話しする機会をつくってあげたいんだよね。忙しい方だから少ししかお話できないと思うけど、絶対電撃走るよ。今度はいついつにこちらにいらっしゃるから、いついつの予定空けといてね。[/chat]
とまあ、こんな感じで揺さぶっていくんです。これは基礎編と違ってかなりBさんの段階で攻めて土台を作っておくパターンです。やっぱりビジネスの話を持っていくと直感的にネットワークビジネスと気づき、身構えちゃう方も多いですからね。
でも、そこからが勝負です。誘ってすぐに決断入る方は誰が誘ってもそうなるんです。つまり、そうじゃない範囲の人をいかにグループに巻き込んでいけるかで結果は分かれます。
ここで紹介した会話の例は一例にすぎません。相手によってはもっと前のめりになったり、反論的な話を挟んできたりする事も往々にしてあります。今回は反応薄い系の場合だったので、グイグイ引っ張ってクロージングしています。場合によっては一度引いて、数日後に奇襲攻撃で「いついつ空けといて!絶対だよ!」とハイテンションで電話したりもします。
なぜか?ご想像通りです。
Aさんがこっちにやってくる事が発覚して、〇〇さん(Cさん)の事を相談したら、特別に時間をもらえる事になったからです(笑)
相手のプロファイル(悩み、夢、性格、環境)によってヒアリング多めにしたり、相手に話させたりもしますけど、「自分が気づいたきっかけ」を話しつつAさんのT-upを絡めていきます。そしてAさんへの興味付けをした上で繋ぐアポイントを取ります。
要するに相手が断っているのは、重要な事に気づいていないからです。気付くまでフォローしてあげるのも
ただし、そのCさんに固執せず次、次、次です。そうこうしてる内に適度な時間も経ちますし、結果も少しずつ付いてくるものです。何よりあなたの経験値が上がっているので、本気スイッチの入っていない状態で日々を過ごしているCさんとの差は開くばかり。
メッキは剥がれますが、経験に裏付けされたスキルはあなたを裏切りません。
強気でガンガン攻めていきましょう。